
2年ほど前、10年選手の自作Sandybridge-E(Core i7 3930K)マシンのマザーボードが壊れた。VRMの電解コンデンサーが破裂してしまったのだ。
なにせ、Windows 7のころから使っていたマシンなので、程度の良い中古の同型マザーボードなんてもはや出回っているはずもなく、修理をあきらめて放置していた。
現在、拙宅でWindowsが稼働するデスクトップ機はRyzen Threadripper 2990WXで、Windows 11ではサポートされないため、Windows 10のサポート終了が近づいてきた今、放置していたマシンを流用してWindows 11マシンを組むことにした。
中古で購入したもの
- マザーボード: ASRock Z390 Phantom Gaming 6 \16,980-
耐久性に期待して、ゲーミングマザーを選択した。 - CPU: Intel Core i7 8086K \16,980-
前のCPUが6コア12スレッドだったこと、OCで4GHz動作させていて快適だったことから選択。 - メモリ: DDR4-3600 32GB ×2枚 \20,960-
メモリOCに興味があったことから3600MHz品を選択。
新品で購入したもの
- TPM2.0モジュール: ASRock TPM2-S Module (V 2.0) \5,180- → Amazon
これがないとWindows 11の必要動作環境を満たせない。安価な(怪しい?)互換品もあるが、とりあえず純正品と思われるものを選択。 - NVMe SSD: Lexar NM790 1TB \12,500- → Amazon
SSDには明確な寿命があるので、新品をチョイス。
購入後に分かったことだが、プリント基板がやや薄いため、M/B上のM.2コネクタとの接続がスカスカで接触不良となり、使用できない。後述のM.2→PCIe変換カードを使う羽目になった。 - Windows 10 Pro DSP版
購入時期、購入価格とも忘れた。旧マシンのシステムを移植するため、ライセンスを新しくする必要があって用意した。Windows 11はMicrosoftの無償アップグレードサービスを利用した。
旧マシンから流用したもの
- 電源: 玄人志向 KRPW-GK750W/90+
- GPU: GeForce 1070Ti
メーカー、型番不明。 - CPUクーラー: サイズ KABUTO II
- M.2→PCIe変換カード: ainex AIF-08 (現在は絶版)
不要になるはずだったが、LexarのSSDとM/BのM.2コネクタの相性が悪く、使いまわすことになった。 - PCケース(ベイアクセサリーを含む)
Windowsのライセンスを除いて、かかった費用は¥72,600-。中古のデスクトップ機としては良いほうではないかと考えている。